2010年5月アーカイブ

自己破産・個人再生の手続きについて

皆さんは債務整理という手段をご存知でしょうか。
これはあんまり知られていないかも知れませんがもしも借金が返済できなかったときに行う債務を整理するための方法なんです。この方法には幾つかの方法がありますが、その中でも特に効果的な二つの方法があります。法的整理といわれる方法、自己破産と個人民事再生です。
自己破産は有名なのではないかと思います。自分の財産を全て処分してそれを債権者に配当し、それ以降は一切借金の返済を迫られないというものです。特に財産がない場合には、換価配当手続きを行わない、同時廃止という手続きとなります。一番最終的な手段として活用されます。
そして個人民事再生というのは、借金をゼロにするという方法ではなく、借金を、総債務額の2割か、又は100万円のどちらか多い法にまで圧縮して返済しやすくし、そして原則三年かけて返済していくという方法なんです。
再生計画案を裁判所に認可してもらうためには、申立人の家計が、返済可能な余裕のあるものである必要がありますが、この条件をクリアできれば、非常に効果的に債務を減らすことができます。
住宅を守りながら債務を処理することも可能です。住宅住宅資金特別条項という条項を再生計画案に定め、認可を得れば、住宅は競売にかかることなく、他の債務のみを圧縮できます。

しかしこの方法を選択しようとしたら裁判所に大量の書類を提出する必要があります。これはなかなか素人にはできないものなんです。
なのでそういうときは、法律家に依頼したらどうかと思うんですよね。結構色々と調べてみたら司法書士事務所でもこの手続きは依頼できるようです。実際に挑戦された方の体験談も掲載されているサイトもあります。これはいい手段だと思います。

事業者の債務整理

2010年はいろいろとイベントが多い年ですね。
冬期オリンピックがありました。もう大分前の話のようです。
上海万博が始まりました。私自身は実感があまりわかないです。
そしてサッカーファンであればこれしか思いつかないかも・・・
ワールドカップ南アフリカ大会ですね。
日本が勝ち残れば日本がかなり元気になるのでは・・・
そして選挙。徐々に各党の宣伝カーが街中を走り出しました。

いろいろな行事があって、それもどちらかというと世間を盛り上げるものなので、世間が明るくなればいいなぁとは思うのですが、なかなか景気は簡単には上向いてくれないようです。
2008年ごろからの低迷の底からようやく抜けたかと思うと、それをあざ笑うよな経済危機がまた出てきています。
どうしたらいいんでしょうね。

元気の町、大阪も例外ではありません。
商売の町として有名ですが、街中を歩いていると、元気なところとそうでないところがはっきりしているような気がします。
閉店する店が増えて開店する店が少ない。
なんとなくさびしいですね。

でもいつか景気は回復します。
景気が回復した時にその流れについていくには、邪魔なものは整理しておいたほうが得策です。
そう。債務整理をしておくことです。

事業をしている人も単に廃業するだけでなく、事業を継続しながら不安を取り除く方法もあるようです。
個人再生という方法であれば、事業に必要な資産を手放すことなく手続きができるかもしれません。
ぜひ大阪の商人の方には挑戦して欲しいです。

プロに依頼して迅速に解決しましょう

私は、大阪に住んでいた経験があるのですが、母の実家が大阪で、親戚なども大阪に暮らしているんですが、その当時近くに暮らしていた親戚は、会社を経営していたんです。そこでは、小さいながらも身内で頑張って経営をするスタイルだったんですが、会社を経営するということは大変なことで、経理などからすべてをしなくてはならず、見ていても大変ということがわかる感じだったんです。
そんな中、やはり大切なのは、お金の管理で、借金があったそうなんですが、一度時期的にも整理をしてみたほうが良いかもということになったそうなんです。つまりは、借金整理なんですが、これには4つの方法があるそうで、それぞれに特徴的な方法があって、自分の債務の状況にあったものを的確に選んで行うとよいそうなんですよね。しかし、あまりこういったことに詳しくなかったので、こういった問題の時は、法律を扱っていて、しかも金融問題に詳しいプロの方に相談するのが一番の早くに解決する方法だったようなんです。それまで、一人で抱え込んでいた問題だったんですが、プロの方によって迅速に解決も出来たようで、本当によかったなと思いました。一人で悩んでいても何も解決はしませんし、こういった問題はプロの方にお任せするのが一番だですよね。

任意整理をしてみよう

こうして事情があって多くの借金を抱えてしまうことになったのですけど、この不況の影響でお給料が下がったし、ボーナスだってカットされるので今までのようにスムーズに借金を返済することができなくなりました。ですので現在の借金を返済するためにもまた別の場所で借金をしないといけないような状況になっているのです。
これってちょっとばかばかしいことですけども自宅にまで借金の取り立てが来てしまうと家族にも迷惑がかかるので仕方がないことなのです。でもこうして雪だるま式に増えていった借金を自分の力ではどうにも返済することができません。だから、自己破産をするしかないのでしょうか。自己破産をすると何もかもがなくなって楽にはなるけど社会的デメリットも多く抱え込むことになるのであまり勧められるようなことではないと聞いています。そんな場合のよい方法として、任意整理という方法があるそうです。いちど、勇気を出して弁護士事務所で債務整理の相談をしてみようかなと思います、きっと弁護士さんが親身になって解決策を探してくれることでしょう。

法テラスの法律相談に参加した

みなさんは、毎月の借金やローンの支払いで困っていませんか?私も以前かなり困っていました。
返済してもなかなか減らないって思いはじめると、そのことばかり考えるようになり、生活にまで影響するようになっていったのです。そこで大阪で法テラス(日本司法支援センター)の法律相談に参加しました。なぜ、大阪なのかといえば、知り合いの友達に大阪で法テラスの相談に参加した方がいて、その方に相談会場を教えてもらったのです。そこで相談をして、債務整理の依頼をすることになりました。
この債務整理というのは任意整理、個人再生、自己破産、特定調停という方法があるそうですが、私たちの場合は任意整理という方法でした。これは弁護士を代理人に立てて債権者と交渉していくのです。そこで払い過ぎた利息を差し引き、残った債務を原則無利息で以後約3年から5年間で返済していく手続きの方法でした。これでかなり楽になれました。自己破産なのかなって思っていましたが、自己破産以外にも手だてがあるのですね。何も知らない私には本当に助かりました。これで今では返済できて安心した生活が送れています。手続きの費用も法テラスの立て替え制度を利用し、毎月少額の支払いで済んでいます。法テラスに相談してよかったです。

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