2011年5月アーカイブ

何かしらの仕事をしようとする場合、やはり多かれ少なかれ借金する事が多いような気がします。そして、その借金が、好況であればその借金の返済も結構楽に出来ることもあるかもしれないのですが、不況であると、それがなかなか予定通りには行かないこともしばしばあるのではないかと思っています。

ちなみに、私には大阪に住んでいる友人が居るのですが、その人がちょうどそんな感じで、仕事を立ち上げたのですが、結局は不況のあおりを受けて、経営不振となり、事業のための借金だけがかさんでいった、という状態になっていました。という事で、その友人は、弁護士会の主催する無料の法律相談会に参加することになりました。

ちなみに最初、友人は債務整理に対しての知識もあまりなく、また、自己破産に関しては恥ずかしいと思っていたようです。やはり、世間体を気にしていたようでした。という事で、実際にそれについてのメリットデメリットについての説明を受け、そして恥ずかしいことではないと理解した友人は、それを最後のチャンスと思い、その相談に乗っていただいた弁護士さんに自己破産の手続きの依頼をしました。

そして、ほんの数カ月の後、友人は免責決定を得て、すべての借金から解放されました。幸い、保証人も付けていなかったので、他の人に迷惑がかかるということもなかったそうです。ちなみに、今、その友人は再出発をして頑張っています。こんどは、あまり先行投資のいらないネットショップの経営にチャレンジしており、堅実に商売ができているみたいです。

複数の貸金業者から借金をしてしまい、お悩みではありませんか。
大阪には沢山の法律事務所がありますし、法律を使って借金の悩みを解決するのは、簡単な事なのではないかと思います。
借金が多すぎてどうすることもできないと思った場合には、すぐにでも電話などで専門家に相談をしてみるといいと思います。
何となく法律相談をするのはややこしいとか敷居が高いなどと思っている方もいらっしゃるかも知れませんが、基本的にはこのような仕事はサービス業ですので非常に丁寧にしてくれる事が多いのではないかと思います。
現在、5件以上の業者から借り入れをしており、返済に困っている人、いわゆる多重債務者は、非常に多いそうです。
しかし、これに対応して、法的に多重債務を解決する窓口も増えてきており、専門家に依頼した事によって今までの苦しい借金地獄から抜け出して楽しく生活をしている人もかなり多いのだそうです。是非皆さんもそのようにしてもらいたいと思います。
このように、専門家に任せて手続きをする事によって、人生というのは何度でもやり直しができるという事が分かるのではないかと思います。
特に、利息が高い消費者金融業者からの借金に悩む方は、法定の金利での計算を行うことで債務が大幅に減少することもありますので、とりあえず計算だけでも、専門家に依頼して欲しいと思います。

私は以前、経理関係の仕事をしていて、その中に、買い物をしたはいいけれど、代金が払えずブラックリストに載っている人たちの売掛代金の管理の業務がありました。

これを、はじめはもともと支店単位で独立採算式で経営していたので、自分たちで経理処理をしていたのですが、経営難から本店に移管となり、それらの人たちの不良債権処理を、一気に大阪の本社でやってしまうということになりました。

けれど、大阪本店には、これまでの支払い状況を示す物理的な情報が何もなく、購入者のほとんどが大阪ではなかったことなどもあり、不良債権の処理は難航しました。支払いを請求する側の債権管理がずさんだと、本来きちんと毎月の支払いをしている人に二重に請求書を送付したり、そのために過入金が発生したりなど、無駄が多くなり、くだらない雑務のために残業ばかりするようになりました。結局、大阪本店での処理は断念することになり、これまで独自にやっていた会計処理についてはやはり支店に戻すことになりました。

係長職にあるものが、歴代そのブラックリストに載っている購入者の支払い状況を後任に口頭で伝えてきたということが、幸か不幸か顧客管理のルーズさを明るみに出さない結果となったのですが、プロに任せて処理してしまうのが手っ取り早いというのが、私の本音だったのでした。 

最近は、携帯電話の割賦金の支払いが払えずに、個人信用情報に傷がついてしまうという人が増えているそうです。商品代金の分割支払いでも、怠れば信用情報機関に事故情報として登録されてしまうのです。借金の返済でなくても、ブラックリストに載ることはあるんです。


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