福祉活動と債務整理

福祉事務所に、ある相談者が来所されました。
金銭の貸し借りから借金を重ね、やりくりが出来なくなり、なんとかならないかという相談でした。
焦った話し方でやつれた表情をされ、栄養状態を心配する風貌でした。
金銭的な悩みは、借金の返済に関するものが中心でした。消費者金融からの高利の借り入れであり、毎月の返済に占める利息の割合が莫大である事から、その点を中心に解決していく事を提案しました。
難しい作業になると思いましたが、市民の皆様に健康で安心した幸せな生活を送って頂きたく奮闘しました。
『債務整理』という看板がある事を、大阪のある場所に以前から知っていたので、そちらにお願いさせて頂こうと思いました。
相談者の方には、まず健康面が心配でしたので、数回訪問を行い、栄養と健康状態の改善をサポートさせて頂きました。
人の世話になるという事はつらいことであるかもしれないですが、まずは体力をつけて体調を良くして頂きたいと思いました。
そしてしばらくたった後、相談者の方は顔色がよくなられ、元気になったと言って頂いたので、債務整理の看板のある場所へ向かうことにしました。結果は、債権者から逆に過払い金の返還を受けることができ、総債務がきれいになくなりました。費用も大半を過払い金から支払ったため、負担が非常に少なく済みました。
やっと解決して相談者の方も私も一安心です。
今後も相談者の方の健康維持と幸せな暮らしに寄り添って行きたいと思います。